2004-12-01から1ヶ月間の記事一覧

コミケ いってきました。

前日の雪から一転して快晴。並ぶこともなくゆっくりと入場して、失礼文学会です。もちろん目標はプヒプヒさんの新刊。無事落手。http://d.hatena.ne.jp/puhipuhi/20041231#p1 そこで、予定より早くついたのに、石井春生さんが立ち話をされているところだった…

クノーの読者は苦悩しない、しかし作中人物は……

「イカロスの飛行」レイモン・クノー 滝田文彦訳 筑摩書房 1972 オリジナルはもちろん文庫も品切 翻訳書誌はこちらへhttp://www.peterpan-rock.com/bonjour_raymond_queneau.html クノーの作風といえば、前衛的な試みをしていながら、読者にその作為を感じさ…

アドニス版『虚無への供物』

小説推理 二〇〇五年一月号 双葉社 特集 幻想と怪奇への誘い⑨ 中井英夫『虚無への供物』の原風景を探る 秘稿解禁!アドニス版『虚無への供物』序章 発売初日にあてにしていた錦糸町駅ビル某書店に入荷がなく、一日中5、6軒の本屋を探しましたがみつからず…