2005-05-01から1ヶ月間の記事一覧
MYSCON6の特別企画児童ミステリ紹介で気になっていた本の1冊。素天堂はジュブナイルだからと言って、軽視はしないし、作品によっては一般の作品より高く評価するものさえあった。だから、あの深夜企画はとても嬉しかったのだが、あの分量に圧倒されたのは…
浅草という街は、良くも悪しくも当時の近代東京の最先端だった。モダン都市のイメージが素天堂は大好きなので、それを題材にした小説をよく読みます。スーポーの「モンパリ変奏曲」や川端康成の「淺草紅團」はその筆頭かもしれません。もちろん、初期乱歩の…
最近、このダイアリーの裏ページ(編集)で、リンク元をチェックするのにはまっています。自分が考えもしない組み合わせで検索されて、それが何故か当ページが筆頭にあったりすると、なんとも複雑な感じがする。とともに、思わぬ拾いもののページにあたったり…
連休最後の日は、上野。先月時間がなくて、じっくり見られなかった上野駅公園口の古書市へ。こどもの日を上野、御徒町あたりで過ごそうという人混みをかいくぐり、さらに「クレヨンしんちゃん」の入場待ちでいっぱいの子供達の列を、申し訳なさげにかき分け…
エトルリア美術に関する本が気になっていた。原因はマンディアルグの「ボマルツォの怪物」。これは、素天堂の黒死館逍遙(エッセイ)三、庭園散策で取り上げたポーとムヒカ・ライネス「ボマルツォ公の回想」と共に重要な参照文献だった。 その中でボマルツォ庭…