2007-02-01から1ヶ月間の記事一覧
ラディンさんから「ですぺら」での歓談中にチケットを頂いていたので、今朝早く家を出て渋谷へ出かけた。丁度窓口が開いたばかりで、列も短かったので受付登録もすぐに終了。坂を下って角のカフェでお茶。時間調整も兼ねて、渋谷の「HAND'S」に初めてはいる…
正月の銀座松屋古書展で拾ったこの本を表題の第二弾として取り上げようと思ったのは、他でもない、今はなき〈二笑亭〉の最も重要な証言者の一人だからだった。〈博物館明治村〉の初代館長であり、〈国立博物館 東洋館〉の設計者としての著者を知らないわけで…
先日、いかにも「黒死館」にふさわしい死闘の末に、三十万を超える高値で初版美本のヤフオクが終了した。勿論それに値する〈値打〉のある本であることは承知しているのだけれど、裏街道をコッソリと渡り歩く身としては、なんだか悲しい。光輝く世界もあれば…
『雲を笑いとばして』を読んでみないかといわれたとき、作家名を見て最初に思い出したのが、出版社名は忘れていたが訳者と挿絵のイラストレーターで覚えていた本のことでした。児童書といえば、書店の店頭でスタンドに差された、量産の知識絵本か、お説教臭…
前にも名前を出した、「ユリイカ」で二十年ぶりの稲垣足穂特集だ。白地を生かした艶のない用紙に、「夜おそく郊外電車で走った人は多分知つてゐるにちがひない。」ではじまるタルホの旧作『タッチとダッシュ』の初出ファクシミリ版と、小さな幾何学的オブジ…
昼近くまで二度寝して、ほとんど昨日からはまりっきりの、久し振りの市長生活。住民の要望である〈空港の建設〉を無視していたら、人口の低下で真っ青に。そのかたわらで通販の発送作業を続けるK氏から、ときどきオブザーバーからの助言が入る。 そんなノン…
ピントはずれは承知で今回は、身内本。作者曰くラブコメだというが、見事な奇想ギャグが全編に溢れている。メインキャラは本来の原作では脇の彼↓ この小さい犬のキャラ設定を知っていると、一段と面白いらしいのだが、ジャンルや原作を知らなくとも十分すぎ…