2010-04-01から1ヶ月間の記事一覧

muiredachと検索すれば……  ミュイヤダッチ十字架を索めて

黒死館語彙の収集も、初期には『広辞苑』や『西洋人名辞典』で検索できている頃は順調だと思っていた。勿論七十%くらいまでは確かにそれで済んでいた。そのうちに『世界大百科辞典』でさえも索引では引っ掛からない単語が残ってきた。見た目にはたいした分…

第十回一箱古本市Libre Tonsreにお越し下さいまして、どうもありがとうございました。

今回も沢山の方々に本をお手渡しできたことをうれしく思っております。 その上光栄なことに、いろいろな方からお名前を出して頂けました。また、次回も楽しい品揃えを目指して頑張ってみたいと思います。

2010年春 『第10回一箱古本市』 5月2日(日)LIBRE TONSURE 出品予定目録

貸はらっぱ音地 谷中7-17-6 http://ondi.exblog.jp/ うれしいことに今年も参加することができます。前回は沢山の皆様のおかげで、素晴らしい成果を上げることができました。今回も色々工夫を凝らしてみました。気に入って頂けるとよいのですが。何時も通り、…

金城湯池我が事に在らず

新職場へ通い始めて、約2週間。毎日毎日乗り換えている神保町という駅なのだが、新職場の流れにやっと乗っているのが精一杯。とてもではないが、地上へ上がる気力もなかった。先週、一度上がってみたが、小雨に煙る靖国通はまるで異国のようであった。そん…

弛緩と緊張

開放感たっぷりだった前職の外気の下での職務が終わって、一転して広大な空間に閉ざされた閉塞感の中での作業が始まった。習熟に向けて、新しい筋肉の活動が始まっている。前職の過酷ともいえる長歩きに比べれば、拘束時間も短く慣れてさえしまえば、また、…

固有名詞の大海をたゆたう至福

書影さえ必要でないくらいレファレンスの定番、全五巻二千ページを優に超える大著『古代中世科学文化史』平田寛訳 岩波書店1951-1957刊(第五巻は1966年刊行 *現在注文中)を、部外者の斜め読みとは言え、二週間で四冊読破。揃いではないため四冊しかないが…

春嵐を呼び桜雨に終わる

まるで、その頃の心境のまま吹き荒れた強風も、収まった二日夕刻、新職場から確認の電話が入った。どうやら就業確定だそうである。ホッと落ちついて翌日は、終日家内でジョージ・サートン『古代中世科学史』で語彙の収集。今更なのだが時間のある今、やっぱ…

本意ではないとはいえ・・・ 長すぎる春休みを振り払うように

家でくすんでいると、体の回りに靄がかかって来るようで、それをはらそうとK氏が、色々企んでくれる。昨日は、六義園の夜間開放とライトアップである。何しろ、一人暮らしの時は億劫がりで、まず出たことのない庭園巡りなので、自分から企画など立てられもし…