2016-01-01から1年間の記事一覧

冬コミは2日目30日東14aで出店します。黒死館附属幻稚園

初売りは秋文フリ発行の『黒死館』にも登場するフランツ・ハルトマン「生者の埋葬」の完訳本。 私は生きたまま埋められていた! 続々と死者が蘇る実例満載の奇書?諸々既刊もあります。よろしくどうぞ。

国書刊行会さんありがとう。『異形建築巡礼』発刊す!

四十年前、偶然出会った最初の驚きは栄螺堂だったろうか、それとも乞食城だったろうか。 以前にもこんな事を書いていた。 http://d.hatena.ne.jp/sutendo/20050805#p1 http://d.hatena.ne.jp/sutendo/20081227#p1 その外連味溢れる文体と、繰り出される建築…

ハルトマン『生者の埋葬』通販開始致しました。

第二十三回文学フリマ東京で、ご好評頂きました『生者の埋葬』通販開始致します。黒死館古代時計室からお申し込み下さい。『黒死館殺人事件』に「生体埋葬」として登場する、フランツ・ハルトマンの早期埋葬をオカルト科学の見地からみた実例研究書。乱歩や…

文学フリマ23 ご訪問御礼

本日は肌寒い中、多数のご訪問ありがとうございました。 心配していた新刊「生者の埋葬」も、お陰様で特殊な内容に拘わらず、思った以上の売り上げを記録することが出来ました。 この上はお礼と共に、お買い上げ下さった皆様の、熟読後の安らかなおやすみを…

11/23文フリ初売情報 黒死館附属幻稚園 TRC Fホール カ-19

フランツ・ハルトマン『生者の埋葬』完訳本。A5 116p 900円。 黒死館に「生体埋葬」として登場する早期埋葬を、オカルト科学の観点からみた実例集。付録につけました小酒井不木「死者の蘇生」は日本古典の実例を含む、ハルトマンの内容を補完する好エッセイ…

取りあえず検索やってみました。vol.4

新青年版ではバルバロッサだったが、新潮社版単行本では、スピノザに代わっている件。結局は新青年版には直接関係ないのだが、小酒井不木全集第七巻『医談女談』所収のエッセイ「死者の蘇生」中に、蘇生の例として、引用元は書かれていないが、フィリップ二…

取りあえず検索やってみました。vol.3

結局再度負け戦のご報告。ヒュヘランドほどの画期的な項目には出会わず、間が空いてしまったが、算哲図書室リストの中から何点か取り上げてみよう。 まず、デ・ルウジエの『葬祭呪文【ルビ:リチユエル・フユリアレイル】』に差し替えられた、ローデの「オル…

取りあえず検索やってみました。vol.2

あったあったとばかりはいえないこの作業。続いては探せなかった人名、二件。本文は調査済みの、 グリムの「古代独逸詩歌傑作に就いて」かファーストの「独逸語史料集」でも、【第二扁】についての手稿での人名。 “ヂュストンか(ブ)ローブレンツでも、言語…

取りあえず検索やってみました。vol.1

註作業で残った不明語彙の一つに、フランスの心理学者シャルコーのエピソードとして取り上げられたケルンの聖ゲオルグ事件だが、手稿によると記述者はヒュヘランドとされ、地名もドウイスオルグになっていた。ゲラ校の際虫太郎によって現行のシャルコーに変…

コミケ90 ご来場ありがとうございました。

BLの老舗大手サークルさんと隣り合わせるという意外な配置に驚きながら、沢山のご訪問を頂きました。持ち込んだウェルズの「星の児」もほとんど売り切りのご好評を頂きました。ありがとうございます。

コミケ90 夏コミ1日目東ク07b黒死館附属幻稚園出展します。

今回は「戦前『科学画報』小説傑作選別巻2 星の児 生物学的幻想曲」H・G・ウエルズ晩年の作品、ナチス台頭、独軍による英国本土爆撃の直前という危機的状況の中で書かれた異色作です。 昭和13年『科学画報』全9回掲載分(大平洋一訳)+未掲載の2.5章をあ…

キネマ博物誌 −映像による万有知の構築

丸の内キッテ2F「インターメディアテク」ACADEMIA、東大の旧階段教室を再現した会場でIMTカレッジ。西野嘉章氏と荒俣宏氏によるイヴェントを聴講してきました。ドイツで形成された映像コレクションの上映に対する、二時間の予定を大幅に超える古今百般の…

虫本 キリシタン関係

長い付き合いといっても、そうそう巡り会えるはずのない虫本だが、今回は黒死館本文が、虫太郎によるフィクションであることの裏証明になる本が手元に来た。 青陵随筆 濱田耕作 座右宝刊行会 1947 戦後早い時期から美術書の出版に取り組んできた貴重な書肆か…

「星の児」H・G・ウエルズ 通販開始です

第22回文学フリマ多数のご訪問ありがとうございました。 最後に残した大物、ウェルズの異色作「星の児 生物学的幻想曲 戦前『科学画報』小説傑作選別巻2」、通販開始致します。文フリ告知で既報の通り、初期のストーリー重視の作品とは大きく変わった作風に…

5/1 文学フリマ東京22 チ15 出展致します。

今回の新刊は「戦前『科学画報』小説傑作選別巻2 星の児 生物学的幻想曲」H・G・ウエルズの晩年作品です。昭和13年『科学画報』全9回掲載分(大平洋一訳)+未掲載の2.5章をあらたに訳出しました。 ウェルズということで、初期短編のしゃれたアイデアスト…

戦前『科学画報』小説傑作選別巻1通販幻稚園分完売致しました。

新刊「戦前『科学画報』小説傑作選別巻1」新刊通販のご注文受付は終了致しました。 多数のご注文ありがとうございました。六日以降は西荻窪「盛林堂書房」さんへお問い合わせ下さい。また神保町の「古書いろどり」さんでも営業再開後、取り扱って頂きます。…