文学フリマ12 参加のお知らせ

先月の谷中の道ばたの熱中症以来、若干更新が滞っております。夏の新刊に向けて、『逍遙』バックナンバーを読み返したり、資料と称するものを並べ替えたり、意味もなく持って歩いているうちに、夏のコミケに当選が決まってしまいました。昨晩の「またがんばろうね」と言いつつ、きらっと光ったプロデューサーの目に若干おびえ気味ですが、涙と脂汗にまみれた恒例の死のロード、また脳裏に浮かびます。
と言うわけで、エディション・プヒプヒジュール・ヴェルヌ研究会と行く甲斐のある新刊告知が目に付く文学フリマ/第十二回に当「黒死館附属幻稚園」も出展いたします。
会場は大田区産業プラザPiO  2階小展示ホール ウ-08
文学フリマでの新刊は
『黒死館逍遙 第十二号』REGENDA NEGRA 漆黒伝説 『黒死館』民俗伝承と偽・聖者伝
前説 /一、存疑・真偽未詳の伏魔殿Pandemonium /二、魔術師法王、至福千年を統治する /三、水精nixieはムンメル湖底に遊んでいた
復刻 大正、昭和初期のベアリング・グールド民俗学文献
一、古代の神々『民俗学の話』より /二、メルジナ『中世の歐州に現はれたる神秘傳説』より 頒価七百円です。
今回は、黒死館の混沌と、日本では殆ど知られていない、法王シルヴェスター二世について逍遙しています。
小展示ホールは全般に曲者揃いの島になっているようで、うろつくのが楽しみな顔ぶれになっています。どうか皆様、ふるってご来場ください。
あとこれは蛸の会某さまあての私信ですが、お渡ししようと思って毎回持って行ってるんですが、最近ご無沙汰で、持って帰る日が続きました。神智学的建築論お渡ししたいので、今年はぜひお越し下さい。