コミケ90 夏コミ1日目東ク07b黒死館附属幻稚園出展します。

今回は「戦前『科学画報』小説傑作選別巻2 星の児 生物学的幻想曲」H・G・ウエルズ晩年の作品、ナチス台頭、独軍による英国本土爆撃の直前という危機的状況の中で書かれた異色作です。
昭和13年『科学画報』全9回掲載分(大平洋一訳)+未掲載の2.5章をあらたに訳出しました。
当時の最先端の科学的知見「宇宙線」の人体への干渉を盛り込み人類史の革新を予言した、もう一つの火星人との「宇宙戦争」作品です。
 A5 156p 1000円。
われわれの調査では戦後翻訳された様子はありませんが、後期ウェルズの観念的な面が如実に表れたもので、ある意味噴飯文庫的な見本といえます。
また、黒死館逍遥総集編CDROM、「黒死館学園入試問題集」、楽しい絵葉書集、虫太郎資料集ダクダク、戦前「科学画報」小説傑作選等、バックナンバー色々取り揃えてお待ちしております。今回もよろしくお願い致します。