新生堂 奥村書店は盛業中

5年ぶりに平日昼に銀座をブラブラすることが出来た。で、寄ったところは奥村書店だ。
この前の本屋さん談義では意識して触れなかったお店だった。素天堂にとってはそれだけ特別の本屋さんなのだ。
松屋裏のお兄さんのお店は既に取り壊しが始まってしまったけれど、昭和通を渡ったところの奥村さんはまだまだ元気だ。閉めてしまった松屋裏のお店に変わって、これからは、演劇、芸能関係の本の品揃えにも力を入れるそうだ。今日の訪問の印象も、確かに演劇関係の動きが活発になっている感じだった。今までも、文学や、美術で、散々お世話になった奥村さんだけれど、時間の余裕が出来たから、これからはなんとか来店の回数を増やしていこう。一軒だけになったからこそ、これからも頑張るという、ご主人であったが、現に今日も、ありがたい拾いものがありました。店頭での本談義も楽しいが、やっぱり本屋さんは、棚揃いが一番の楽しみなのだから。