2009-05-01から1ヶ月間の記事一覧

事件氷解

午前中届いた『水玉生活』たくさんのおまけが付いて、無茶苦茶お徳用だが、素天堂にとっての重大事は、上記の件。で恐る恐るページをめくると、あった、あった。68p「うたげのアト ポルシェで壁画!」が、それであった。ウーン、やっぱり名エピソードである…

濡れ衣だった! 『大阪豆ゴハン』〈幻の六甲ドライブウェイ・エピソード〉削除事件

大阪豆ゴハン(3) (講談社漫画文庫)作者: サライイネス出版社/メーカー: 講談社発売日: 2003/02/08メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 5回この商品を含むブログ (26件) を見るワイド版のコミックスも出れば買って、全巻持っていたしするから、前半の三巻が…

小さな絵

このところ出物の多いK文庫から、久しぶりに絵を買いました。版画です。壁はないし、出来るだけ本以外は買わないようにしていたのだが、“TROIS EGLISES. EAUX-FORTES ORIGINALES DE CH. JOUAS” ユイスマンスのもう一つの顔が見えるエッセイ、『三つの教会と…

大広間で二十年ぶりの再会〈クリスピン〉 極私的MYSCON10報告

八時半ぎりぎりまで作業だったので、到着できたのが九時半。入館前に食事でもと思ったが、本三到着が九時過ぎで目当ての店は閉店。弁当を買い込み、「後、二人」と話しているNさんに会費を払って入館する。当然ながら、すでに個別企画が各部屋で始まってし…

バレエ・リュスの新しい世紀

シャトレ座でディアギレフがパリっ子の度肝を抜いてから、もう、百年たってしまったそうだ。そんな日にネット上で途轍もない連載が始まった。『バレエ・リュスと日本人たち Ballets Russes et les japonais 』、素天堂が敬愛する数少ない書店の一つである、…

その日でなかった

○○もかねやすまでは江戸のうち、だとか。元は川柳だそうだが、小さかった江戸の境界を逆手に取った名キャッチフレーズである。 その真下にある駅は、アカデミズムと縁のない素天堂にとっては、年一回のイヴェントで使うだけの駅である。そのイヴェントのため…

初参加 「第八回文学フリマ」

早起きは、老境に近い人間の特権だ。無駄に起きた時間を埋めようと日記を書き、K氏がほとんど終わらせてくれた準備をもう少し補充したりで、出発時間になった。下調べしていた時間通りの住吉出発。京浜急行は初めての、K氏の反応が楽しい。とはいえ知ってい…

文学フリマ直前 当日雑感

K氏作成POP 〈一箱古本市〉盛況の、興奮も冷めぬ本日、京浜蒲田での大イヴェントである。 今を去る四十年位前に、この地図の範囲で一年程暮らし、古本初心者だった素天堂には思い出深い土地である。当時から素天堂の読書生活を支えてくれた梅屋敷の新刊書店…

江東春三景 あんまり昨日の虹が見事だったので

仙台堀川公園の鷺 木場公園の花・道端の花 連絡橋から見下ろす並木 赤いハナミズキ リラの花咲く頃 江東区道端の花No.1罌粟 昨日の虹2009.05.08

悪徳の種子をまく 五月四日〈LIBRE TONSURE〉の記録

もうすでに箱詰めはすんでいるものの、この重い段ボールをカートに積まなければならない。朝一の苦行は、出店者それぞれ、皆様共通の悩みだろうと思う。その苦行はこれからの楽しい一日を過ごすための必須事項でもある。表通りまでの僅かな道で崩れ始めるカ…

まだ買っている

六畳の壁半分を占める棚に二重に並ぶ、VHSのセル・ヴィデオと録画テープ、もっと悲惨なのは、スペース削減を理由に使い始めた8ミリヴィデオの山。既に8ミリヴィデオの機器は四、五年前に生産中止。DVDやPCへの移行も考慮したが、動画データの巨大さには、…