2003-10-01から1ヶ月間の記事一覧

アンドレ・ブルトンの遺産

いつものように検索をしていてとんでもないものにぶつかった、勿論知っている人には周知のことなのだろうが。 年初に話題だった、ロットナンバーが生々しいブルトンの遺産の売り立て目録。どういう意図なのか、とにかく詳細で分かりやすいなリストと、添えら…

渡辺一考トーク「本談義(1)詩歌篇」

現在刊行中の光文社文庫版「江戸川乱歩全集」。 画期的な校訂と詳細な注釈で話題だが、その装幀も見事です。 そのお仕事をなさっている間村俊一氏の装幀展が開かれるのだが、その催しのイヴェントになんとあの「ですぺら」の一考さんが登場。 知る人ぞ知る詩…

アルフレッド・ジャリ ISBN4891764945  

八重洲ブックセンターへちくま文庫版ジュリアン・グラック「シルトの岸辺」を買いに行ったついでに、1Fの幻想・ミステリコーナーを覗く。 おきまりのコースで、そこでほとんど買い物をする事はないのだが、分厚い新刊が自分を呼んでいた。副題が「『ユビュ…

うれしい!ホモホモ7完全版 ASIN4835440617

再放送は残念ながら見逃してしまったが、みなもと太郎「ホモホモ7」番組掲示板のおかげで、復活した完全版入手。自分の中であまりにも強烈だったので何度も同じギャグを読んだつもりだったが、例の鼻血は一回だけだったのだなぁ。連載当時はギャグだった“昭…

ウッドハウスのこと

真田啓介さんの「P・G・ウッドハウス邦訳書誌」http://www1.speednet.ne.jp/~ed-fuji/X2-wodehouse.htmlを拝見して、眠りかけていた“ウッドハウス熱”が再発した。 自分のユーモア文學好きの源泉は、怪奇・幻想ものと共に中学校の図書館にあった東京創元社の…