アンドレ・ブルトンの遺産

いつものように検索をしていてとんでもないものにぶつかった、勿論知っている人には周知のことなのだろうが。
年初に話題だった、ロットナンバーが生々しいブルトンの遺産の売り立て目録。どういう意図なのか、とにかく詳細で分かりやすいなリストと、添えられたエヴィデンス画像も大きく明晰で、売り立て目録の範疇を越えてこれ自体がネット版の資料館のようだ。
絵画、蔵書ももちろんだが残されていた初期の自動書記のメモが凄い量。このサイト自体がシュルリアリスムの一級資料。ブルトンの旧蔵品なら当たり前だが。サイトの性格上時限掲示だと思うので、ぜひ覗いてみて欲しい。
また、マイナーなアウトサイダー系のコレクションも凄いのだが、膨大なABC順の関係者リストでは詳しすぎて分かりやすくはないけれども、とにかく、ブルトンの巨大なコレクションの一端に触れてみよう。

http://breton.calmelscohen.com/index.cfm?fuseaction=biographie.main