戦前『犯罪公論』小説傑作選 通販開始しましたA5 188p 1200円 オフセット 2019年11月24日発行昭和6-8年に発行されていたエログロ・変態心理・犯罪科学を中心に据えた娯楽雑誌『犯罪公論』から14編を選りすぐった小説集。当時の猟奇・怪奇・探偵小説が味わえ…

コミケ96 お暑い中沢山の方のご訪問ありがとうございました。 新刊ローレンツ・フランメンベルク『降霊術師 黒い森の物語』通販受付開始いたしました。 ゴシックロマン中興作アン・ラドクリフ『ユドルフォの神秘』と時期を同じく登場しながら埋もれてしまい…

サービスの終了に伴い、アドレスを変更致しました。 よろしくお願い致します。

猛暑の中、夏コミでのご訪問ありがとうございました。 本日より新刊『阿部徳蔵魔術小説集 明暗屏風』自家通販受付いたします。既刊もあわせてこちらより申込可能ですのでお気軽にどうぞ。 好評頂いた『阿部徳蔵魔術小説集』も最終配本になります。 今回も、…

「阿部徳蔵魔術小説集 未亡人の妖術」通販開始のおしらせ

阿部徳蔵 魔術小説集『水晶凝視と犬』に続いて、文フリ新刊で刊行しました 「阿部徳蔵魔術小説集 未亡人の妖術」通販開始致しました。 B6 172p 1000円 今回も絹山渾身の瀟洒な表紙に似合わず、阿部君の表題作、飛ばしてます。魔術と奇術の端境を見事に描いた…

阿部徳蔵魔術小説集「水晶凝視と犬」の通販受付開始します。

今回取り上げる作家は戦後ほとんど顧みられることもなかった、戦前の奇術研究家・阿部徳蔵による魔術小説集第一弾『水晶凝視と犬』です。通販フォームからお気軽にどうぞ。B6 172p 1000円。『犯罪公論』からピックアップした7編を初収録、作者掌中の魔術に…

地味にスゴイ註釈オジサン大奮闘】1月14日(日)

「東雅夫のBOOK&GHOST 〜貴方と本と幽霊と#2」註釈地獄 〜その苦悶と恍惚『黒死館殺人事件』『文豪ノ怪談JS』東雅夫(『幽』編集顧問)山口雄也(『黒死館殺人事件』研究家)http://boutreview.shop-pro.jp/?pid=125932646 いよいよ本日、東さんの肝いりで…

阿部徳蔵魔術小説集「水晶凝視と犬」の通販受付開始します。

今回取り上げる作家は戦後ほとんど顧みられることもなかった、戦前の奇術研究家・阿部徳蔵による魔術小説集第一弾『水晶凝視と犬』です。通販フォームからお気軽にどうぞ。B6 172p 1000円。『犯罪公論』からピックアップした7編を初収録、作者掌中の魔術に…

【冬コミ出展告知】

【冬コミ出展告知】30日 土曜東3 キ10b 黒死館附属幻幼稚園 今回取り上げる作家は戦後ほとんど顧みられることもなかった、戦前の奇術研究家・阿部徳蔵による魔術小説集第一弾『水晶凝視と犬』です。 B6 172p 1000円。 『犯罪公論』からピックアップした7編…

『文豪ノ怪談ジュニア・セレクション』

ゆっくりと愉しむつもりだった『文豪ノ怪談ジュニア・セレクション』全五巻、大急ぎで目を通さなければならない事情が持ち上がった。一通り註釈の感じを掴むつもりで開いたものの、結局全編どっぷりと浸る至福を味わうことになってしまった。 もちろん原文総…

「小栗虫太郎資料集ダクダク4 特集呪術師・護符・迷信」「黒死館骨牌」通販開始

お待たせしました。文フリ新刊「小栗虫太郎資料集ダクダク4 特集呪術師・護符・迷信」と再版した「黒死館骨牌」の通販受付開始します。通販フォームからどうぞ。 「魔方陣」デューラー「メランコリア?」から 今回の一本目の柱は、28頁の本文と豊富な画像、…

お久しぶりの新刊告知です。「ダクダク4 特集呪術師・護符・迷信」

【新刊】11/23文フリ東京 オ74黒死館附属幻稚園 「小栗虫太郎関連資料集ダクダク4 特集呪術師・護符・迷信」A5 116P 800円を頒布します。おなじみ戦前「チバ時報」「科学画報」より復刻、人類の根源的魔術世界をお楽しみください。 今回も、「チバ時報」「…

老耄の域

先日久しぶりに古本市の抽選に当たった。1962年発行の「SFマガジン 臨時増刊 特集 恐怖と怪奇」だった。大喜びで会場を出ようとしたら、一階で古本屋ツアーさんに出会った。軽くご挨拶したのだが、よっぽどニヤケていたようで、一発で見抜かれてしまった。と…

幻想哲学小説「創造者」ミュノーナ 通販開始お知らせ

文フリ東京24、たくさんのご訪問ありがとうございました。 当日初売りの「創造者」通販開始致します。 幻想哲学小説「創造者」B6 132p 900円 カント哲学に溺れたマッド・サイエンティストに、自我の世界を究極まで拡大されると、如何なる結果が現れるか。実…

5/7文フリ東京 初売情報 黒死館附属幻稚園 TRC カ59

幻想哲学小説「創造者」B6 132p 900円 今回の紹介作は、独の哲学者にしてアヴァンギャルド文学先駆者ミュノーナの作品です。 夢の中で出会った引き籠もりの中年男性と美少女が、現実の世界で偶然出会う。まるで天の配剤かのように見えたが、実は最初から彼女…

あけましておめでとうございます

昨年は文学フリマ、コミック・マーケットなど、皆様のおかげで大変楽しく参加することができました。今年もよろしくお願いいたします。 黒死館附属幻稚園

冬コミは2日目30日東14aで出店します。黒死館附属幻稚園

初売りは秋文フリ発行の『黒死館』にも登場するフランツ・ハルトマン「生者の埋葬」の完訳本。 私は生きたまま埋められていた! 続々と死者が蘇る実例満載の奇書?諸々既刊もあります。よろしくどうぞ。

国書刊行会さんありがとう。『異形建築巡礼』発刊す!

四十年前、偶然出会った最初の驚きは栄螺堂だったろうか、それとも乞食城だったろうか。 以前にもこんな事を書いていた。 http://d.hatena.ne.jp/sutendo/20050805#p1 http://d.hatena.ne.jp/sutendo/20081227#p1 その外連味溢れる文体と、繰り出される建築…

ハルトマン『生者の埋葬』通販開始致しました。

第二十三回文学フリマ東京で、ご好評頂きました『生者の埋葬』通販開始致します。黒死館古代時計室からお申し込み下さい。『黒死館殺人事件』に「生体埋葬」として登場する、フランツ・ハルトマンの早期埋葬をオカルト科学の見地からみた実例研究書。乱歩や…

文学フリマ23 ご訪問御礼

本日は肌寒い中、多数のご訪問ありがとうございました。 心配していた新刊「生者の埋葬」も、お陰様で特殊な内容に拘わらず、思った以上の売り上げを記録することが出来ました。 この上はお礼と共に、お買い上げ下さった皆様の、熟読後の安らかなおやすみを…

11/23文フリ初売情報 黒死館附属幻稚園 TRC Fホール カ-19

フランツ・ハルトマン『生者の埋葬』完訳本。A5 116p 900円。 黒死館に「生体埋葬」として登場する早期埋葬を、オカルト科学の観点からみた実例集。付録につけました小酒井不木「死者の蘇生」は日本古典の実例を含む、ハルトマンの内容を補完する好エッセイ…

取りあえず検索やってみました。vol.4

新青年版ではバルバロッサだったが、新潮社版単行本では、スピノザに代わっている件。結局は新青年版には直接関係ないのだが、小酒井不木全集第七巻『医談女談』所収のエッセイ「死者の蘇生」中に、蘇生の例として、引用元は書かれていないが、フィリップ二…

取りあえず検索やってみました。vol.3

結局再度負け戦のご報告。ヒュヘランドほどの画期的な項目には出会わず、間が空いてしまったが、算哲図書室リストの中から何点か取り上げてみよう。 まず、デ・ルウジエの『葬祭呪文【ルビ:リチユエル・フユリアレイル】』に差し替えられた、ローデの「オル…

取りあえず検索やってみました。vol.2

あったあったとばかりはいえないこの作業。続いては探せなかった人名、二件。本文は調査済みの、 グリムの「古代独逸詩歌傑作に就いて」かファーストの「独逸語史料集」でも、【第二扁】についての手稿での人名。 “ヂュストンか(ブ)ローブレンツでも、言語…

取りあえず検索やってみました。vol.1

註作業で残った不明語彙の一つに、フランスの心理学者シャルコーのエピソードとして取り上げられたケルンの聖ゲオルグ事件だが、手稿によると記述者はヒュヘランドとされ、地名もドウイスオルグになっていた。ゲラ校の際虫太郎によって現行のシャルコーに変…

コミケ90 ご来場ありがとうございました。

BLの老舗大手サークルさんと隣り合わせるという意外な配置に驚きながら、沢山のご訪問を頂きました。持ち込んだウェルズの「星の児」もほとんど売り切りのご好評を頂きました。ありがとうございます。

コミケ90 夏コミ1日目東ク07b黒死館附属幻稚園出展します。

今回は「戦前『科学画報』小説傑作選別巻2 星の児 生物学的幻想曲」H・G・ウエルズ晩年の作品、ナチス台頭、独軍による英国本土爆撃の直前という危機的状況の中で書かれた異色作です。 昭和13年『科学画報』全9回掲載分(大平洋一訳)+未掲載の2.5章をあ…

キネマ博物誌 −映像による万有知の構築

丸の内キッテ2F「インターメディアテク」ACADEMIA、東大の旧階段教室を再現した会場でIMTカレッジ。西野嘉章氏と荒俣宏氏によるイヴェントを聴講してきました。ドイツで形成された映像コレクションの上映に対する、二時間の予定を大幅に超える古今百般の…

虫本 キリシタン関係

長い付き合いといっても、そうそう巡り会えるはずのない虫本だが、今回は黒死館本文が、虫太郎によるフィクションであることの裏証明になる本が手元に来た。 青陵随筆 濱田耕作 座右宝刊行会 1947 戦後早い時期から美術書の出版に取り組んできた貴重な書肆か…

「星の児」H・G・ウエルズ 通販開始です

第22回文学フリマ多数のご訪問ありがとうございました。 最後に残した大物、ウェルズの異色作「星の児 生物学的幻想曲 戦前『科学画報』小説傑作選別巻2」、通販開始致します。文フリ告知で既報の通り、初期のストーリー重視の作品とは大きく変わった作風に…