2005-06-01から1ヶ月間の記事一覧

far away to 蔵之助in ikebukuro久しぶりに、内容の濃い土曜日だった。

前日がフクさんの歓迎オフatですぺら。めちゃくちゃ楽しい中、振り切るようにやっとの思いで帰って、朝、二日酔いを騙し騙しK君と渋谷へ。Bunkamuraで約束だった「レオノール・フィニ展」を見る。実は素天堂、フィニの現物は初めて。若桑みどりさんの快著「…

ある訃報 サイトの死

大切な同士だと思っていたあるサイトが突然閉鎖されてしまった。しかも運営上収集されていた資料等もすべて、手放したとおっしゃる。貴重なものも多数お持ちだったのに。 サイトの運営が、個人の興味の延長で行われるのは当然のことだし、そのテーマがコアで…

死児の齢ultimate 回顧談-世紀末編

長い間、古本とつきあっていると、誰でもまさかというような出会いがあるものだ。 勿論前の回で駆け足で書いた、正進堂書店のように何時いっても自分にとって相性のよいすてきな本屋さんもあるが、不思議な出会いで思わぬお宝に出くわすこともある。死児の齢…

Musical Baton

ぷひぷひさんからまわってきました。 自分の分はこれで終わりです。遊び心がなくてすみません。 ♣ Total volume of music files on my computer:(今コンピュータに入ってる音楽ファイルの容量) ○ 不明 ♦ Song playing right now:(今聞いている曲) ○なし …

LE REVE 正進堂 〈忘れられない本たち〉

渋谷 宮益坂 喫茶店トップ(ここでは青山通り沿いのある本屋さんで〈トンデモナイ値段で〉 買った「the YELLOW BOOK」13冊揃を、席に着く間も惜しく開いて点検したこともあった、コーヒーはもちろん、サーディントーストがおいしい店)を通り過ぎた道路の…

これはアンチ(料理)ミステリーか? 最後の晩餐の作り方 ジョン・ランチェスター 小梨直訳 新潮社クレストブックス 2001.03刊 ISBN:4105900226 

偏屈な趣味人が料理に絡んで自らの過去を振り返る。料理に関しても、家族との追憶話にしても、どの方面にしろ饒舌が鼻につくが、我慢できないほどではないな。そんな印象で読みはじめた第1節の終節。何となく今の着衣の説明がわざとらしいと思ったら、《大…

Le Reve 夢・幻の本と街

東京急行電鉄 東横線 渋谷駅東急東横店口の改札を出て、東急文化会館へ通ずる連絡橋をわたる。足元は都営バスのターミナル、大昔は都心へ向かう都電の始発停留所だったところ。渋谷は川崎市中部に育った素天堂にとっては、自由が丘に次ぐ都会だった。天井の…