2004-01-01から1ヶ月間の記事一覧
今週から少し生活が変わった。 その変化が明日からだなと思った20日の晩8時頃、この1年買い込んで棚に入らないまま積み上げていた、本と未整理のヴィデオテープの山。微妙に歪んでいたが何とかバランスを保っていたそれらが音もなく根元から崩れて自分の…
金星堂「西洋美術史」石井直三郎譯 大正12年初版?《譯者序文日付大正5年》 (美術叢書刊行會昭和5年再刊 *本文ページ立ては紙型流用で初版に準じているが口絵が、初版のコロタイプからキャプション組み込みの写真活版に変わっている) この本は「西洋美術…
すれっからしオカルトおたくの感想として。 奇妙な生い立ちの聡明な現代女性が依代(よりしろ)となって、世界歴史として綯われてきた縄の、捩れつつ見え隠れしてきたもう一つの超古代からの裏文明の流れを体現、遍歴の末、成就する。義理の兄の力を借りつつ、…
18世紀から19世紀にかけて歐羅巴を席巻した“ゴシック・リヴァイヴァル”という現象を、当時の基本思潮から源流としての中世、現代の文芸、エンターテインメントにおける残響までの大きなスパンを著者長年の研究結果で跡づけた貴重な文献。 岩波書店刊行の…