目印はダクダク

K氏の苦闘の末に、新企画の入稿が完了しました。
素天堂は手ぐすねを引いているだけの企画でしたが、K氏の奇跡の頑張りで新雑誌『DUKDUKダクダク』が、今回の新刊に間に合いました。書名は『黒死館』作中から取り上げましたが、創刊号はテーマは虫太郎が沢山の作品で取り上げた、「矢毒と毒矢」の全頁特集です。クラーレ、ストリキニーネなどの毒薬、毒矢とそれを作る原住民たちに直接取材して、民族学や薬理学などから、多面的に分析解説した大変面白いものになりました。内容はある戦前の海外医薬品会社の宣伝誌を、丸ごと復刻するという力業で構成してみました。
目印は裏表紙のこんなイラストです。

これが、古代時計室に陳列された、「棕櫚糸時計」の作り手「ダクダク講社」の晴れ姿です。『逍遙別巻 二号』の発行延期を覆す、新雑誌『ダクダク』を、ご期待下さい。十二月二十九日、西1ホールゆ−17bでお待ちいたしております。お隣は久し振りにエディション・PUHIPUHIさんです。どうか、ご来場いただいて、現物を手にとってご覧下さい。勿論『黒死館逍遙バックナンバー』在庫分もお持ちいたします。