西荻納品紀行

コミケ翌日は、自分で潰した液晶画面のラップトップPCの買い換えで、秋葉原。真っ赤な横長でかっこいい。当家最速のスペックだ。日曜日は盛林堂さんへ新刊の納品。K氏も久しぶりに西荻へ行くというので同道してもらう。在庫の確認の後、新刊の納品をすませ、店頭の均一本から『風流滑稽譚―拾遺』ほか何冊か購入して、辞去させて頂く。足の遅い本なので恐縮だが、素天堂の手許にはもう品切れのものも盛林堂さんで預かって頂くことにする。八号以降でバックナンバーご入り用の方はどうか盛林堂さんへお問い合わせ下さい。
用事を済ませて、線路の反対側にある喫茶店でお茶をすることにして、吉祥寺方面へ歩く。おめあては「物数奇」。

ゆっくりと休憩の上、ちょっと先の古書肆「花鳥風月」を覗く。野尻抱影の『星三百六十五夜中央公論社 1955年があって大喜び。諦めていたバルビエの画集『ニジンスキー・カルサヴィーナ』も買えてさらなる大収穫。K氏も結構な収穫があったようだ。後、駅への通り道の新刊本屋さんで、気になっていた『アイデア』の新刊「日本オルタナ出版史 1923-1945 ほんとうに美しい本」を購入できて、充実したお出かけでした。