一人で書いてるんですか? 文フリ御礼

K氏共々、苦労が報われた思いの一日でした。『黒死館逍遙 総集編』CD・ROM(3000円)、ユゴーばっかりの「まぼろしたてものII」(これも800円)、この一年の結晶といっていい今回の出品物でしたが、皆様のご愛顧のお陰で値段にもかかわらず、それぞれが順調に動いてくれました。なにより、ダブリ承知でCD・ROMお買い求めて下さった皆様、たくさん入れた画像、楽しんで頂けたらと思っています。本当にありがとうございました。
またお買いあげ頂いたTLの方から、直接いろいろなうれしいご感想を頂けたことも今回の特徴でしょうか。
買い物のほうもエディション・puhipuhiさんのペルッツ豪華二本立て、†英国ゴシック文庫†さんのメアリ・シェリー「見えない少女」「アナコンダ」改訂版、夭折の詩人トラークルの「夢の中のセバスチャン」とバラエティーに富んでいて楽しめました。
前回も書きましたが、個性的な建築研究者の方が楽しい本を出されるようになってきましたが、特に今回初出品だと仰有った『建築と日常』誌の完成度の高さに驚かされました。創刊準備号ともいえる「0号」が品切れだったのは残念でしたが、思わず飛びついて大人買いしてしまいました。
そのNさんと思われる方に、「まぼろしたてものI」最後の一冊を押し売りしたのですが、内容を見て「これを全部、お一人で書かれたのですか?」という感想を頂きました。「勿論です」と答えましたが、今の自分にとっては、最高の褒め言葉に聞くことができました。もしかすると、内容が不統一で構成がばらばらという意味だったのかも知れませんが。
大喜びで会場整理を手伝った後、ゆったりとモノレール経由で自宅に戻り、気に入りのおそば屋さんでK氏と祝杯を挙げたのでありました。
お隣だったエディション・puhipuhiさん、美女売り子さま楽しい時間をありがとうございました。どうやらコミケに向けて、当園のPが動きだした模様です。暮れにはまたお隣かな、その節はどうぞよろしくお願い致します。
http://d.hatena.ne.jp/jugoya/20120506