2003-12-05から1日間の記事一覧

「火」幸福なコラボレーション 三度 K書房へ

自分にとって“人に貸した本は返ってこない”の見本だった森開社版「火」が帰ってきた。発行からもうすでに30年経ってしまったそれは、ユルスナルと多田智満子の白水社版「ハドリアヌス帝の回想」以来の著譯のコンビネーションに野中ユリの瀟洒な装訂という…