2007-02-25から1日間の記事一覧

満身創痍の本達Ⅱ 『清らかな意匠』谷口吉郎 1948 朝日新聞社刊

正月の銀座松屋古書展で拾ったこの本を表題の第二弾として取り上げようと思ったのは、他でもない、今はなき〈二笑亭〉の最も重要な証言者の一人だからだった。〈博物館明治村〉の初代館長であり、〈国立博物館 東洋館〉の設計者としての著者を知らないわけで…