いわゆる〈プレ『十角館』〉時代の素天堂にとっては、ツヅキ・ツツイの二大作家を除いて、読める作家といえば『写楽殺人事件』をはじめとする、乱歩賞受賞作家の中から選ぶくらいの選択肢しかなかった。とはいえそのすべてが、処女作の方向を持ち続けるとは…
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