2010-05-27から1日間の記事一覧

時とところのアラベスク(十四)  『ラブド・ワン』の頃から『突飛なるものの歴史』の中へ

定時制高校に入って、本と共に、中学生の頃から好きだった映画熱に火がついた。大切な収入源の筈の職場をさぼって、当時生活していた、溝の口周辺の映画館に入り浸る日が続いていた。日比谷、有楽町の封切館への出入りは、もう少し後になる。小学校時代から…