2012-01-29から1日間の記事一覧

違和感のもと

前回書いたように、会場で感じた違和感の原因は、ある小展覧会の小さな図録に掲載された文章だった。発行年は1978年、画廊名は「かんらん舎」。巻頭二ページを使って書かれた、小野忠重の「回想の藤牧義夫」で彼の知る藤牧像と最後の邂逅が書かれている。自…