地味な読書

いわゆる地味な読書が続いているのだけれど、フッと思いついた語彙を検索するという遊びを合間にしてしまう。
おとといはロスコフだった。昨晩はネゲライン。こんな語彙を調べてみようと思わせる力が今のネットには存在するのだが、二件とも大ヒット。まずロスコフだが、勿論、このなかに『Voeks Buchの研究』は現れてこないけれど、現在『Gesch. des Teufels』というなんだか凄そうな本が現役らしい。またネゲラインも事績は不明だが、こんなものがあたった。果たしてこの中に「ゲルベルトのタンブル」が登場するかどうかはわからないけれど、書名としては間違いなさそうな感じだ。
鷗外の『ファウスト考』などと取っ組み合うという、不思議な作業の中の遊びとしてはこんなものかもしれない。