あのクマたちが生き返ってきたそうだ。

いつかかこうとおもっていたのだが、日記を書いてきて、何が楽しみといってリンクページを確認するくらい楽しいことはない。自分でも忘れているようなテーマを検索して訪ねてきてくれたり、自分の好きな本のことを探しに来てくれる同好の士に巡り会ったり、コッソリ上げておいた奇妙な絵をいろいろな人が見に来てくれたり。
そんな中、この本がヒットしていた。なんといっても絵がかわいいから大きいヴァージョンでだそう。

シチリアを征服したクマ王国の物語 (福音館文庫 物語)

シチリアを征服したクマ王国の物語 (福音館文庫 物語)

何と、文庫本で復活してくれたという。ネットの片隅で小さく呟く繰り言がこうやって形になっていくのを見られるのがいわば、本好きの本懐といってもいい。

ゴシック名訳集成暴夜(アラビア)幻想譚 (学研M文庫―伝奇ノ匣)  忘れられない『シャグパットの毛剃』のような奇蹟もあった。古全集の片隅で忘れられている併載の作品であったり、ジャンルとしてはマイナーな児童書であるから疎かにされていたようなこんな本が表に出て、また人々の口に上ってくれる、なんと日記冥利ではないか。
K氏の尽力のお陰で、だいぶ早く送稿が完了した。さて次は何を読もうかな。と、言ってるうちにもうつぎの〆切が来るにちがいない。コミケのおまけが今回は復活する。はがき二枚です。お楽しみに。