a Summer in Japan コミックマーケット76

日本の夏である。もう一つの風物東京湾大華火祭は、先週片づき、今週は、コミケ76が夏独り占めであった、と思う。若干寝過ごしはしたが、大過なく入場。今回は、このところお隣が多かった「探偵小説研究会」サークルとも離れ、不思議な空間を醸していた「黒死館附属幻稚園」サークルであった。虫太郎とシェーアバルトという、浮世離れも極まった取り合わせながら、K氏編纂のシェーアバルト本に共鳴してくださった、puhipuhiさんの新刊委託という僥倖もあって、少なからぬご来訪を頂いた。
いや、来ていただけるほとんどの方のご訪問を頂いた。ありがとうございます。一般の方も、吟味の上で、お好きなジャンルをお買いあげ頂くという理想の売れ方で、すべてのバックナンバーを手にとっていただけた。さらに、在庫僅少をうたっていた『第三号』は目出度く完売、品切れとなりました。発送受け付けの不手際で、クタクタになったK氏と共に会場を離れた。途中、自宅付近を通過するバスが三十分以上来ないことが判明。急遽到着した別ルートのバスに乗るというハプニングはあったが、無事、帰宅した。あっちの日本の夏が早まったお陰で、バスの遅れもなかった。ゆっくり着替えて、赤坂へご出勤。「ですぺら」では、コミケ帰りのIさん、Pさんが、ご来店下さり、Hさんの登場で盛り上がりの日となりました。
本日、「第九号」「夜極」通販の扱い開始いたしました。どうかたくさんの方のお買い求め、お待ちいたしております。