世間では、連休の終わりだった日 文学フリマ14

素天堂としては一年ぶりの文学フリマ。作業の遅れで新刊もないままでしたが、開場して直ぐのお買いあげを皮切りに、終日お客様が絶えず、常連さんを始めとした大人買いも多く、今回は出展以来最高の売り上げとなりました。
また、今回は日本ジュール・ベルヌ研究会の会誌「EXELSIOR! 6 特集 神秘の島」。西方猫耳教会ダンセイニ研究誌「PEGANA LOST 13」、新顔の†英国ゴシック文庫†M.G.ルイスの本邦初訳作品「アナコンダ」など充実、素好みのサークルも登場し、いろいろ買い物を愉しませて頂いた。
前回からサークル数も五〇〇を超え、次回は六百超のサークル数となる模様だが、サークルが一同に会することで複数のジャンルから好みのサークルを選べる文学フリマの特性を活かした運営と編成は、まだまだ伸びる可能性があると思う。とくに創作文学や批評ジャンル以外の、新しいジャンルの広がりは、エディション・プヒプヒにつながる、ありそうでなかった†英国ゴシック文庫†の登場や、建築ジャンルの同人誌などに現れていたように思われた。
http://d.hatena.ne.jp/jugoya/20120506