一段落 ちょっと内輪のことですが

昨年初冬から始めていた某氏邸の片付け、箱詰め作業。年が変わってからも数人で地道に続けていたが、なんとか今月四日には終了した。
平行していろいろ模索されてきた撤収先も、関係者諸氏の尽力で関東圏内にまとめて納められる場所を決めて頂けた。
それによって、片付け作業のメインメンバーだったKU氏の手配で、撤収の業者や日取りも決まり、二十二、二十三の両日で実行された。
積み込みは箱書きされた番号順を厳守するということで、その作業は箱詰め担当者のKU氏、全体の責任者N氏、素天堂の三人によって行った。何しろ初期の深い混沌から、スペースを捻出するということで、作業の進捗によって、箱の配置が不規則に行われざるを得なかったので、業者さんに任せるわけにはいかなかったのである。
実際に作業してみて一番の難所であった。それでも、庭先の物置の中まで整理した、最終の業者による箱詰めまで、六四〇+αの積み込みは、なんとか十六時に終了することができた。当初の予定では肉体労働担当の内輪で打ち上げでもということであったが、箱の整理で疲労困憊。翌日も早いしということで解散した。
翌二十三日朝七時半、新宿駅で待ち合わせ。久々の通勤時間だが幸い路線が反対に向かうお陰でさほど混み合うことはなかった。
某施設に到着後、待機していた業者さんが早速作業開始、昨日とは違ってこちらが行う作業といっても、場所をして、箱番を正確に積み上げるのを指示するだけなので、作業はKU氏にお任せして、N氏と交代で周辺を散歩。作業は順調に進み昼前には終了。もちろんこれからも問題は山積みだが。とりあえず大きな山はこれで越えることができた。
しばらくは箱詰めの資料をざっと確認して、作業を完了させ関係者の方々に案内してもらい周辺を散策する。ウグイスの声と古刹を堪能してその上、地元の絶品のお蕎麦までごちそうになって車で駅まで送って頂いた。
地元で打ち上げをと思ったのだが、ちょっと早めに終わったので、新宿まで戻ることになった。そこから結局新宿駅の東西さらに伊勢丹裏までの大散歩、大豪遊の一夜でありました。
Iさん、Pさんを始めとして協力頂いた方々どうもありがとうございました。これ以降、肉体作業ではない頭脳作業が山積みですが、そちらの方は皆様にお任せして、素天堂としてはお手伝いに移ることにする。