2013-05-27から1日間の記事一覧

一角獣の戸惑い、または大きな美術品の驚き

こんな弱小blogには珍しく、リンクが三十件となっている。それが『貴婦人と一角獣展」の感想だと言う事。自分も感じているのでわかるのだが、きっと観にいった人たちの大多数が会場を出るときに持って出るのは、大きな戸惑いと違和感なのだろう。 縁もゆかり…

中世世界に浸る「貴婦人と一角獣」展

「シュルレアリスム展」以来、二度目の「国立新美術館」へ。今回は打って変わって、フランスはパリ中世美術館の至宝タペストリ「貴婦人と一角獣」に逢いに来た。 会場入室してすぐにその驚異は観客に覆い被さってくる。大きな楕円形の壁全面に広げられた全長…