コミケと鴨のある1日

sutendo2005-08-14

14日朝5時、大太鼓の音とそれに怒る犬の遠吠えで目が覚めた。まだ昨日の余韻が残っているのだが、二日酔いほどではなかった。ネットを起こすと牧人氏の日記と芦辺氏の日記がもう書き込まれている。大慌てでもないが、早速ご報告をと思うがちょっとグズグズ。なにしろ地元は3年ごとの本祭。
で昨日であるが。バスを乗り継ぎ夏コミ会場ビッグサイトへ向かう。初めての終日売り子(補助)だ。お願いしていたプヒプヒさんは早くからきて新刊の最終準備に大わらわだった。石井さんはもうそこにいらっしゃって、早速予約を頂く。挨拶もそこそこに中へはいって今日販売する「黒死館逍遙 第一号」と今回限りの石井春生、やおちゅう、絹太、三魔女のコラボレーション・ファンジン「ヨッシュ君の貞操帯」の展示を準備する。見よう見まねでラベルを貼ったり特典のはがきを並べたり、しているうちに彩古さんが現れてまたもや予約を頂く。夢のようであるがそれだけで当日の売り上げが確定したようなものだった。ありがとうございます。以下、何とも順調にプヒプヒさんの新刊だけでなく、「逍遙」もそこそこ捌けてくれる。時間前にまず、喜國さんの名代で国樹由加さんが、ご訪問いただいたみなさんのお名前を順に上げさせていただくと、しばらくしてMYSCONスタッフおーかわさん。さらに安眠練炭さん。こちらは再三のご訪問を頂き、不慣れな編集作業に関して貴重なご意見と暖かい感想まで頂いた、ありがとうございます。昼からは日下さんの大人買い。さらに和服の美女を引き連れた(に引き連れられた?)芦辺さんご本人が、日記では読んでおりましたが、まさか本当にいらっしゃるとは。MYSCON関係で、茗荷丸さん。終わり近くには大森望さんが「なんでSFの島に」とおっしゃるので「黒死館」はSFであると強弁するが、それでも「ヨッシュ君」はお買いあげ。最後に評論家の鷹城宏さんが安眠練炭さんのご紹介でお見えになって最後の1冊をお買いあげくださった。おかげで一般の方も含めてコミケ分はすべて完売となりました。3時半までそれでもがんばったのですが、重い腰を上げて退出すると、思ったより臨海線にスムースに乗れたので、有楽町で途中下車。スパンアートギャラリーへ寄ったが当然お休み。疲れているプヒプヒさんと隣の喫茶店で一服。種村さんの新刊を確かめに教文館書店へよって時間をつぶすも、つぶしきれず結局六時には「ですぺら」に到着してしまった。
一考さんと雑談を交わすうちにやおちゅーさんが見慣れぬ美女とご同伴。その方がMixiで話題のくろさんでした。以降、りきさん。ヒデキさん、牧人さんと順調に席が埋まり、「黒死館逍遙」も三冊お買いあげ頂いた。さらに藤原さんも加わって例によって濃ーい話が飛び交う鴨豚パーティの幕開けとなったのであります。例によってオフレコ話というより本人がちっとも覚えていません。でも楽しい時間でした。