コミケット69 正式出展のお知らせ

sutendo2005-12-20

12月30日金曜日 西地区 ま-33-b に素天堂が出展します。前回はプヒプヒさんのご厚意で、スペースをお借りしましたが、今回は初めての正式出品です。
新刊は「黒死館逍遙 第二号」。今回の内容は黒死館資料編として、大正時代の雑誌「変態心理」からの新字新かなによる論文完全復刻、心理学者 菅原教造による「頭蓋骨の興味」「心の絵図」の二編を選びました。両編とも、虫太郎のペダントリーに深く関係のある人類学、心理学に関する貴重な資料です。素天堂の若干怪しい「前説」もつけました。虫太郎にあまり興味のない方、ミステリーに興味のない方でも、百年前の奇妙な心理学、不思議な頭骨人類学には興味をもたれるかもしれません。例によって、挿絵満載の編集になりました。そちらもどうぞお楽しみください。勿論、絵葉書のおまけもつきます。
前からの夢であった、プヒプヒさんの「失礼文学会」、ダンセイニ研究の「西方猫耳教会」と、素天堂の「黒死館付属幻稚園」による黒いトライアングルが、とうとう実現しました。コミケにできたブラックホールが、これからどうなっていくのか楽しみではあります。とはいえ、今年の気象はその新刊の出来上がりに大きな影響を与えいるようです。脱稿した今となっては、何とか当日間に合ってほしいと思ってるんですが、大雪の所為で同人関係の印刷屋さんは大変らしいです。もしかすると、そのトライアングルの所為なのかも。
もしかすると、絹太氏の方でもサプライズ・イヴェントがあるかもしれません。それについてはまた後日のお知らせになります。素天堂もコピー誌なるものに挑戦するかもしれませんが、まだ、事態は流動的です。当日どうか会場でお確かめください。
ここから、私信になります。ご覧頂いていると思いますが、蒼竜窟居候人さま、重要なお願いがあります。どうか素天堂宛にメールをくださいませんか。今回の「心の絵図」には、ゴールトンの仮説が重要な役割を持っているのです。どうかお願いいたします。