冬コミに向けて コピー誌の発行

sutendo2005-12-25

なんだか調子づいて、素天堂の大昔の散文詩をコピー誌で発表することにした。
タイトルは「怪人達」表紙はユリウス・クリンガーの「ソドム」から。挿絵はお気に入り、ゲルダ・ヴェゲナーのエロチックな作品から。内容の薄さをイラストでカバーする約三十ページ。無謀な二十部作成。昨日、伊東屋に本文用紙と表紙紙を選びにいく。いろいろおもしろい紙があって、迷いながらも、結構大量に購入。こんなにどうするんだ状態に。
その足で、久しぶりのJRS(ジョン・ラター・シンガース)クリスマスコンサートへ、方南町まで。なんとか開演ぎりぎりに入場。二年ぶりくらいで、メンバーにも移動があったりしていたけれども、力量が安定しているので、安心して聞けました。しかもクリスマス・コンサートというわけでポピュラーな演目も多くて、楽しかった。
いつも思うのだが、わかりやすいよう見えるけれど、この作曲家の幅と奥行の深さを十分に理解して演ずるのは結構大変だろう。久しぶりにゆっくり味わえたのはうれしかった。いつものように、その後の打ち上げも楽しみだったが、絹太君には、体調の悪さもあって、同席の若い人の高い声が辛かったかも知れない。
それから、先日書きかけたことなのですが、絹太君の古い知り合いが、なんと、虫太郎本をコミケに出します。「眼鏡文人 特集小栗虫太郎」法水が登場登場する虫太郎作品の紹介とエピソード分析。八十ページの大作です。第一日目 西ま30a「蝸牛のささやき」、作者は散々満ちるさんです。自分は面識はありませんが、垣間見せてもらった内容はなかなかのものです。よろしかったら第一日目にいらっしゃる方のぞく価値があると思います。第二日の黒死館付属幻稚園でも置かせてもらえるかもしれません。