神戸再訪060505-01

sutendo2006-05-08


前回の訪問は、絹太氏のイヴェントのお付き合いということもあって、大阪が宿だったりして、日にちが十分とれなくて残念だったのだけれど、今回は滞在を神戸に絞っているので、去年は路上を走るのを見ただけだった、観光用のルートバスの始発に、最初から座って神戸巡りなどという、贅沢をした。なにしろ歩いても行かれるような距離をわざわざ一時間以上かけて大廻りして北野の異人館街までいったのだ。昨年は引っ越しのゴタゴタでハードディスクを壊してしまい、バックアップをとっていなかったので、写真が残らず消えてしまい、本当に残念だった。で今年は、昨年を予行演習としたつもりで、ノンビリ回れるような計画を組むことにした。だから今日は古本買いはスケジュールに入らないのだ(ウソ)。北野の臨時停車場でバスを降り、朝が早かったのでまず腹ごしらえ(こればっかり)。物色もそこそこに、なんだか懐かしい感じのお店があったので、絹太氏の了解を得て入店。とそこで、なんとかわいいチワワ君のお出迎え。ここで一発ペット・フェロモンと思ったのだが、かれは根っからの女好きとみえて、絹太君の脇にべったり座り込んで居眠りまで始めやがった。十一時前の入店ということでまだ、食事には早かったが、アイスコーヒーとサンドイッチをとってノンビリする。思う様傍若無人のチワワ君は、我々のお裾分けがもらえないとわかると、さっさとママのお掃除の邪魔をしに外にでてしまう。動くかどうかわからないインヴェーダー・ゲームのデスクを見ながら表にでると、かれがママさんと道路で掃除をしていたので、一枚とらせてもらってきた。

昨年も気になっていた焼肉屋二笑亭」の前にでてビックリ。観光公開の洋館にはあまり食指が動かないので、やっぱり、今回も行くところは決まり。まず、観光客で渦巻く「うろこの家」から。前庭と邸内部の造り、家具のたぐいが素晴らしい。

フィレンツェのイノシシは、東京駅八重洲口地下街でもおなじみなのだが、やっぱりお気に入り。二回目ということで、混んでいる道は避け、裏を廻ると道々、非公開ではあっても見事な洋館が目に入る。

北野通りのイヴェントを見向きもしないで、次はやはり「萌黄の館」へ。昨年印象に残っていたレースのカーテンは今年も健在で、素晴らしい風通しが実感できる。
   
何軒かの鏝絵の破風を鑑賞しながら、またゆっくりと回り道を楽しみながら、「シューエケ邸」を目指す。