また“あの”季節が……2

いつもいつも、薫りだけで終わってしまうあの季節なのだが、開花の遅かった今年、やっとこの近くの名所を撮ることができた。小名木川堤の金木犀である。

このお陰かどうかはわからないのだけれども、この一週間、周辺は気も狂わんばかりと形容される、あの薫りに包まれているのである。