花村清枝という人

懐かしい名前です。芦辺さんのコメントを頂いたのですが、コメント欄では書ききれない思い出が、また、甦ってきました。
彼女は素天堂よりいくつか年上の、詩人になりたい人でした。結局芽どころか、種にもならずに七十年代初頭になくなりました。偶然託された数冊の手稿は、まだ手元に残っていますが、公開に値するかどうかは疑問なので、そのままにしてあります。三年前の暮れのコミケで発表したコピー本『怪人達』は彼女の作品の片鱗でした。
性格的には、当然ながら若干エキセントリックな所があったのですが、若年の素天堂に、色々教えてくれたことがありました。メタフィジックないろいろもたくさんありましたが、フィジックなことも少しはありました。
いろいろと不思議なお遊びが好きな人だったので、その人の想い出も込めて、彼女の名前を借りて投稿したのです。結果的にはある選者の方の文中に、素天堂の当時の呼び名が出てしまっているのは、多分芦辺さんもご承知かと存じます。
素天堂からのご返事ですが、『黒死館逍遙』通販開始いたしました。こちらか、こちらへアクセスお願いします。たくさんの方のご利用お待ちしております。また、〈気まぐれキリ番〉ですが、当日「藤原編集室」さんのご紹介もあって異常なPVの伸びがありましたために、あんまり意味がなかったようです。なんだかごめんなさい。