出来上がってくれば、可愛い

泣き言を並べながらも、入稿すれば新刊は出来てくる。出来上がってしまえば、それは苦労の結晶である。筆者の能力云々はどこぞに吹き飛んで、レイアウトや差し込んだイラストの上がりに一喜一憂する。何がよかったのか、今回は満載の挿入図版が、欲目かもしれないがきれいにでているようだ。
『黒死館逍遙 第九号』名付けて「黒死館輿地誌略」600円。みなさまに御目見得出来るのは来週だ。勿論恒例の絵葉書サービス付き。

黒死館輿地誌略 エウロペもボスフォラスもゼウスの悪戯
前説 / 一、まず、その周辺を歩くことで逍遥を始める Where the T-line reached ?(改訂版)
二、マッケイの地理本 イメージとしての西洋 / 三、幻のエウロパ劫掠
四、テレーズの住んだところ 黒死館地誌辞典(抄)
八月十四日 サークル名 黒死館附属幻稚園 西1 ま−21b
今回は、先日紹介した、散々満ちる氏と絹山絹子女史による『別冊・眼鏡文人 海外編(Paul Scheerbart)夜極 跳んで瞬く、その先の』600円も御目見得する。

まったく新しい試みに戦々恐々のお二人だが、やっぱり出来るだけたくさんの方に手にとって欲しいと仰有っている。よろしくお願いしたい。
いつものように、同時に通販も開始いたします。