柔らかな日差しを浴びて

小春日和の中を、日々歩く日が続く。どうやら悲鳴を上げていた膝も酷使に慣れてきたようだ。コミックマーケット事務局からの青い封筒が届いた。
30日水曜日西ぬ-04b、久しぶりにプヒプヒさんとお隣である。
余裕のつもりで新刊の準備は始めていたが今回も、完膚無きまでに内容に手が入って戻ってきた。長い年月かもしれないが、予定調和の中で創り上げてきた世界だから、判る人にだけ届けばという甘えがあった。黒死館建築論である。如何なるものをお見せできるか、素天堂、無い脳髄を振り絞っている。
そんな中、楽しみにしていたミステリ文学館での催しが開催される。『逍遙』愛読者の方も、お見えだという。頭を空っぽにして、ゆっくりと愉しんできたい。