南山の果て、極北に至る

冬コミ用新刊『黒死館逍遙第十号 ケルトルネサンス考』印刷所から届きました。恐る恐るページを繰って内容のチェックをはじめた途端、K氏から悲鳴が上がりました。入稿当日のゴタゴタのせいでK氏の担当した付録部分に乱丁が発生していたのです。といっても束全体の乱丁ではなく、挿入図版の修正時の手違いで、四ページに渡って対向面が入れ違いになってしまったのです。タイムリミット直前のことでもあって、ページ確認のミスでした。
刷り直しも考えたのですが、時間の余裕もなく、今回は、申し訳ありませんが、読者の皆様に、読み替えていただくことになってしまいました。九〇ページを超える大作になってしまった今号ですが、先日の自負とは裏腹に、力を入れたその結果が乱丁ということで、素天堂の力不足とはいえ、結果的に皆様にご迷惑をおかけすることになってしまいました。冬コミ販売、通販を含めていつも楽しみにして下さっているみなさん、どうか、ご寛恕下さいますよう、よろしくお願いいたします。