結論はどこだ?

ネブカドネザルからグリーン家まで、修道院からクラーニー荘まで総動員して新刊「黒死館庭園術」と闘っている。挙げ句の果てにこの号にはつけ加えるべき結論が見つからないのに気がついた。死にものぐるいで「ラパチーニの娘」に辿りついてひとまず、息をついている。
とまで書いたが甘かった。矢継ぎ早に、根元的な赤字の刃が突きつけられる。云われるまで気づかない自分が情けないが、それが、自分の限界なのだろう。すでに今回は合作に近い。とにかく必死で付いてゆくのみだ。