どこでもドアがあるお店 古書日月堂

自分ではリンクしていないのだが、K氏のアンテナ経由でいつも楽しみにしているのがこちらの告知。特に今回の 『DAS MODERNE PLAKAT』は、ちょっとビックリ。実は素天堂バブル時代に、ディアギレフのパトロネスの一人ミシアをモデルにしたロートレックの『La Revue Blanche』ポスター、石版刷り縮刷版を買ったことがある。

その時から、なぜこんなものがあるのかわからなかったが、そうか、こういう出版物があったのか。それにしても、あのお店の小さなドアを開けると、いつもビックリさせられるのは、店内のもう一つのドアがきっと小さな過去に繋がっていて、手品のようにその時代のものを披露してくれるからなのである。

と、向かいの根津美術館の木立を借景に蒐書の苦労を漏れ聞きつつ知りながら、こんな感想を書く。
UPしてから、書名で検索したら、このポート・フォリオにやっぱりミシアが入っていました。やっぱり人気らしく売り切れでしたが。そういえばその位の値段だったかな。