2008-03-01から1ヶ月間の記事一覧

砧の狸 夜桜の下で松山さんを囲む

友人のお誘いで、砧公園のお花見に参加。事情で二時間ほど遅れて到着はしたけれども、楽しい時間を過ごせました。本当に人が埋まっていそうな大木の下での観桜会は充実していましたが、既にヤミ鍋と化したつまみを頂きながら写真も数枚撮ったつもりだったの…

花、華、はな 〈春〉の大バーゲン ご近所周遊

色々あった職場環境の激変もやっと落ちついたので、出勤途中での周辺散歩などと洒落てみた。桜こそまだつぼみだが、ご覧の通り、花盛りである。 このあたりは、二十三区ではあるが、やっぱり、隅田川の向こう岸とは微妙にトーンが違う。小さな町工場や、軒の…

〈Ultimate Ideal〉Reading Method of this Book

まず足穂を読むといえば、ちゃぶ台か、木製のミカン箱でなければならない、かもしれない。 しかしそれでは足穂の制作の秘密に付きすぎてしまう。百歩譲って、マホガニーか黒檀の、そうだなあ、1800×1000ミリくらいのドッシリとした机が欲しい。さらに高い木…

月を撮る 亀を撮る

浮世の風を避けながら、斜に構えて世を渡る。 ノラリクラリが信条の素天堂なのだが、外から襲ってくる環境の激変が、そうも言ってられない状態を作り出してくる。 逃げてばかりはいられないから、信条に反する行動をとらざるを得ないと、いくら素天堂でもス…

徘徊録がとんでもないことに!

昔のネタでお茶を濁そうなんて考えているとこんな事に。 黒死館をウィーン日記が乗っ取ってしまった。アップロードの方法を間違えたらしい。通販のページも消えてしまった。取りあえず期間限定の再録です。 ここです、覗いてみてください。

発作的ウィーン回想〈拾遺編〉

そもそもの始まりは、「丸善」で見かけたイタリア語版の画集だった。Parmigianinoという絵描きさんに取りつかれて数十年。僅かな資料を細々と手元に引き寄せてきた素天堂にとっては、まことに貴重な資料にすぎず、よもやそれが、マニエリスムを代表するイタ…